Manfrottoの三脚Elementを使っていますが、風景などで横位置で撮影する場合はすごく使いやすくて良いのですが、ちょっと困るのが縦位置撮影の時。
先日海峡ゆめタワーを撮ったのですが、Element付属のボール雲台は、ボールの支柱部分をスロットに納めるとクイックシュー固定用のつまみが雲台本体に干渉してしまい、うまく角度が調整できないのです。
こんな不便な仕様ってある?と疑問に思いながら、何度も挑戦するも、どうしてもうまくいかない。正しいやり方とかあるのかな?
そんなわけで、L型ブラケットへの物欲がムクムクと沸き上がってしまいました。
L型ブラケットは、カメラに装着して横位置でも縦位置でも対応する三脚に取り付けることができる便利なプレートのことです。
見たほうが早いですね。こんなのです。
Amazonなんかで「L型ブラケット」などで検索すると、たくさん出てきます。悩むのはお値段がピンキリなんです。1,000円台のものから30,000円以上のものまであって、選ぶのに困ります。
値段の違いは、ブランドや製品の工作精度の違いだと思います。
ネットの評判で一番良さそうなのは、RRSですね。
Really Right Stuff(RRS) BA9-LSet
見た目のスマートさや工作精度の高さから、まるで純正品のようだと言われています。グリップ部分までプレートがカバーしていて、α特有の小指余り問題も解決してくれます。
品質重視ならこれで間違いないですね。
ただ、お値段もなかなかで、国内正規代理店の銀一オンラインショップでは、 税込36,850 円(2019年11月19日現在)で販売されています。高い!
本家Really Right Stuffから個人輸入する手もあります。その場合、ちょっとお安くなりますが、商品代200USドル(約22,000円)に日本までの送料が別途かかります。海外からの送料は2,000円以上はかかると思うので、やっぱり高いですね。
それならばと、ヤフオクやメルカリなどで中古を探してみると、大体16,000円~20,000円くらいで取引されています。だいぶ買いやすくなりますが、中古でこの金額かぁ、という感じですね。
GITZO GSLBRSY
三脚の名門GITZOから初めて登場したL型ブラケットがGITZO GSLBRSYです。
こちらは、プレートがグリップ部分までカバーしていないので、小指あまりには対応しませんが、何よりもGITZOというのが魅力です。通常、ロゴが前面にあると嫌ですが、これはOKです。
GITZOなので、当然お値段もしますが、RRSよりは良心的ですね。Amazonで20,000円くらいです。
SmallRig Lブラケット
最近ブロガーがよく記事にしていて、評判もなかなか良いL型ブラケットがSmallRigです。
おそらくフォトグラファーのイルコさんがYOUTUBEで紹介して、ご自身でも使われていることで人気に火が付いたのではないでしょうか。
こちらは本体に三脚穴が無数にあり、そこに様々なパーツを取り付けることができる拡張性が売りですね。小指余り問題も解決されるのがいいですね。
お値段も、Amazonで6,799円(2019年11月19日現在)とかなり買いやすい金額です。
個人的には、底面が少し厚すぎて、αシリーズのコンパクトさがスポイルされてしまうのがマイナスです。私の手は大きくないので、小指余り問題はそれほど感じていないからです。
INPON L型クイックリリースブラケット
L型ブラケットをネットで調べると一番出てくるのがこちらではないしょうか?
Amazonやブログのレビューを見ると、とりあえず安くて使えればよいのであれば、こちらでも十分みたいです。六角ネジがバカになりやすいとか、表面処理がいまいちだとか、悪いところは色々あるようですが、用途としては要件を満たしているようです。
ただ、ブランド名がちょっと、、、インポンって。
悩むのも楽しい
色々ありすぎて悩みまくりですが、カメラ本体やレンズもそうですが、こういったアクセサリーも悩むの楽しいですよね。
もうちょっと楽しく悩みたいと思います。
2019年11月20追記
結局RRSを購入しました。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
2019年11月22日追記
後で気づいたのですが、縦位置撮影の時にクイックシュー固定用のつまみが雲台本体に干渉するのは、クイックシューをカメラに取り付ける向きが間違っていたからでした。カメラの向きに対して平行になるように取り付けると、きちんと縦位置にすることができました。
お恥ずかしい限りです…汗。
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