FUJIFILM X100V

待ちに待ったX100Vが到着して、この週末はX100Vとお出かけし、どんな風に良くなったのかを早くブログで伝えたいと思っていました。
しかし、新しいPCがほぼ同じ頃に届き、その設定や何かでブログを書くのが遅くなってしまいました。

さて本題。
いやー、良いですね。
何が?って、色々ありますが、まずは新レンズです。

新設計の23mmF2レンズ

FUJIFILM X100V

これまでのX100シリーズと同じ23mm( 35mm判換算で35mm相当 )F2というスペックですが、描写はかなり異なります。

これまでのレンズは、オールドレンズのような柔らかい優しい描写が特徴的であり、ある意味「味のある描写」をしていました。今時の他のカメラでは味わえないこの雰囲気のある描写があるからこそ、このカメラを使われるファンも多いのも事実です。

しかし、ボケつつもピント面だけは開放から解像感バッチリの現代レンズに慣らされた自分は、先代までのレンズが不満でX100Fを手放してしまいました。

私以外にも、開放での甘さが嫌だと思っている方は多いと思います。
今回FUJIFULMがレンズを刷新した際に、このように方向転換したのは、やはりそういった意見がかなり多かったのではないでしょうか。

FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V 開放F2で撮影

しかし、勘違いしないでほしいのは、例えばSIGMAのレンズのようにバッキバキに解像している感じではありません。
あくまでも程よく解像し、周りの柔らかいボケとうまく調和が取れる範囲のシャープさです。
開発現場ではおそらくどこまでシャープにするかのせめぎあいがあったと思います。結果として、絶妙なバランスでまとめていただきました。
お見事FUJIFULM!と言いたいです。

今回イメージセンサーもX-Pro3と同じ X-Trans CMOS 4 が採用され、画像処理エンジンもX-Processor 4になっていますので、レンズだけでなく、これらを合わせた総合性能がこのほどよく解像した描写を生み出したのでしょうね。

解像度UPで見やすいEVF

FUJIFILM X100V

次に思ったのは、EVFの見やすさ。

ミラーレスから一眼に入った私は、基本的にEVFしか使わないので、この進化はとても重要です。

X100Fでは 0.48型236万ドットでしたが、X100Vは 0.5型369万ドット にアップしました。大きさも画素数も向上したので、その分見やすくなりました。
メイン機のα7IIIが0.5型236万ドットなので、X100Vの方が性能が良くなっちゃいました。EVFの低性能がα7IIIの数少ない弱点ですね。

あと、アイピースの部分が埃がつきにくい素材になってます。地味にうれしいです。

使える瞳AF

まだ、あまり触ってないので断言できませんが、AFがだいぶ良くなってますね。特に今まであまり使えなかった瞳がかなり良いです。

X-T3で称賛されていたので、当然と言えば当然なのですが、人物撮影ではAF-Cで瞳AFなんて、α7IIIと同じ方法で撮れちゃうのがうれしい限りです。

あると便利なチルト液晶

FUJIFILM X100V

どっちでもいいなぁって思ってた液晶モニターのチルト機構ですが、あるとやっぱり便利ですね。
地面すれすれから見上げるように撮るなんて、X100Fでは寝転がらないとできませんでしたから。

その他にも、 標準の最低ISO感度が 200から160になったり、 NDフィルターが3段分から4段分になるなど、多くの点が進化しています。

気になることもちょっとはある

良いことばかりじゃなくて、ちょっと気になる部分も書いておきます。

FUJIFILM X100V
十字キーが無くなりすっきりした裏面だが…

一番困るのは慣れ親しんだ十字キーが無くなったこと。
FUJIFULMではX-E3でも採用されていますが、これ評判良かったのかなぁ。
はっきり言ってすごく不便に感じます。

X100Fまではデフォルトで、左を押すとフィルムシミュレーション、右を押すとホワイトバランスの設定ができて、結構頻繁に使う大事なボタンの役目をしていたけど、今回はどうなったかというと、液晶画面のフリックで行うようになりました。
いくらスマホでフリックに慣れているとはいえ、カメラでは正直使いづらいです。

スナップシューターだからなるべくスマートに、みたいなコンセプトかもしれませんが、X100シリーズは違うと思います。そもそもGRみたいにポケットからサッと出してパッと撮るみたいなカメラではなく、じっくり設定いじって撮るカメラじゃないのでしょうか?
だって、物理ダイヤルや絞りリングなど、FUJIFULMってこだわってますよね、昔ながらの撮影の仕方に。

FUJIFILM X100V

あとはシルバーの部分の色とか素材感がマットで今風になってるのが少し残念。X100Fのシルバーはしっとりとして落ち着いた印象でしたが、今回は個人的にがカジュアルなイメージがしました。
ただ、X100Vのソリッドなデザインにはこっちの方が合ってるのかもしれないですね。

めちゃくちゃ雑に書きましたが、本当にまだほとんど触れてないので、じっくり触ってたくさん撮って、改めてまたレビューします。