新型コロナウィルス感染拡大の影響で、なかなか野球を撮ることができませんでしたが、ようやく高校野球の部活が本格的に始まりました。

中学軟式野球から高校の硬式野球にステップアップし、息子の野球応援&撮影を楽しめるのが本当に嬉しいです。

高校では球場で試合をすることも増えそうなので、野球撮影用の望遠ズームレンズをSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMへアップデートしました。キヤノンEFマウント用なのでMC-11経由で使用します。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contenporaryからのステップアップ

これまではSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contenporaryを使っていました。

描写、AF性能や軽さゆえの取り回しの良さには大変満足していましたが、高校野球になると、中学野球よりも近くで撮れないことが増えるので、より望遠で撮ることができる150-600mmにしました。

SportsかContenporaryかで悩む

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMにはSportsとContenporaryの2つがラインナップされています。

Sportsの方は、16群24枚のレンズ構成による圧倒的な光学性能や悪天候でも安心な防塵防滴性能も持った、より妥協のないモデルで、Contenporaryよりもお値段が数万円高いです。

野球は小雨程度なら試合があるので、防滴仕様に魅力を感じて当初はSportsにしようと思っていたのですが、問題がその大きさと重さです。

φ105mm×260.1mm 重量1.93kgのContenporaryに対して、φ121mm×290.2mm 重量2.86kgのSports。さすがに重すぎます。カメラとあわせると4kg近い重さになるでしょう。

ちなみにこれまで使用してきた100-400mm F5-6.3 DG OS HSMはφ86.4㎜×182.3㎜ 1.16kg。「ライトバズーカ」という愛称もうなずけるコンパクトさですね。

というわけで、Contenporaryをチョイス。新品でも10万円を切るコスパの良さですが、今回はMAP CAMERAで程度の良さそうなものが8万円ほどであったので、そちらをポチリました。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

MAP CAMERAは中古でも1年間の保証が付くのがうれしいですね。

到着して大きさに驚く

2日後に到着し、まず梱包の大きさに驚きました。大きいとは思っていましたが、さらにその上を行ってましたね。引っ越しの荷造り用の段ボールくらいあります。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
引っ越しの荷物みたい

写りや使用感は?

先週末、息子の野球を撮りに行ってきました。

100-400mm F5-6.3 DG OS HSMと比べて、AF速度・精度や描写はほとんど同じです。ステップアップにはちょうどいいですね。

EFマウントなので、MC-11を間に入れてEマウントで使っていますが、AFは速いし精度もなかなか良いです。

この価格でこの性能であれば、鳥やスポーツを撮る人には本当におすすめの1本です。

SONY α7III + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

ネックは、やはり大きさと重さですね。

特に重さは、フルサイズ600mm望遠としては軽いと言っても約2kg。それにカメラ本体の重さが加わりますので、これまで使ってきた100-400mm F5-6.3 DG OS HSMとは比べ物にならないです。

最初、手持ちで撮影していましたが、20分くらいでギブアップでした。
ただ、三脚を使えば問題は解消されますので、大丈夫でした。

そもそも600mmの超望遠レンズを手持ちで撮ろうとしたのが間違いな気がします…(汗)

三脚か一脚が必須です

話が逸れますが、SIGMAからEマウント用の400mmレンズが発表されていましたね。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary 発表および発売日・価格決定のお知らせ

SIGMAやTamronがEマウントレンズをたくさん出してくれるようになったので、本当にありがたいですね。