実は密かに入手していたXF23mmF1.4 R。

X-Pro3の光学ファインダーを活用するのに、これほど有意義なレンズはないと思います。

リニアモーター採用の新型が出ましたが、柔らかさを併せ持つこの旧型の描写は、違うベクトルで最良です。

PENTAX Q7で撮ったX-Pro3
オプションレンズフードと相まって完璧な外観

23mmはX-Pro3の光学ファインダーに最適な画角

X-Pro3では、光学ファインダーがスペックダウンされてしまい、使用できる最も広い画角が23mmになりました。

35mmでも実用できますが、ファインダー内の画像が小さくなってしまうため、やはり23mmが最適です。

また、一般にスナップでは、広めの画角が好まれる傾向があります。

大きさは35mmよりも少し大きくなってしまいますが、見た目のバランス的にも許容範囲だと思います。

旧来のAF性能もX-Pro3で使用する限り、大きなデメリットにはならず、気持ちよくスナップを続けることができますし、何よりもその見た目が写欲を刺激しますね。

オプションの角型メタルフードを付けた姿は完璧で、個人的には最もかっこいいXFレンズだと思います。

XF23mmF1.4 Rスナップ作例
23mm, F1.4, 1/640s, ISO160
XF23mmF1.4 Rスナップ作例
23mm, F1.4, 1/1300s, ISO320
XF23mmF1.4 Rスナップ作例
23mm, F1.4, 1/4400s, ISO320
XF23mmF1.4 Rスナップ作例
23mm, F1.4, 1/750s, ISO320

苦手な広角、やはり手放すことにしました

ただ、やはり個人的には苦手な広角。

何かにフィーチャーして撮影するスタイルが好きなので、広い画角のレンズを手にすると、どうも困惑してしまいます。

いつも持ち出すのは、35mmと56mm。
使用頻度が極端に低いため、勿体ないので手放すことにしました。

どちらかと言うと、更に広角な16~18mm(35mm換算24~28mm)の方が、広角と割り切って、風景用に使えますので、いっそのことGRでも買おうかな。そうすれば、35mm換算の28mm、クロップ機能を使って35mmと50mm、そしてAPS-Cセンサーのサブカメラが手に入るし。

クロップの50mmは画素数的にどうなのかちょっと不安だけど。

このレンズのために買った、角型レンズフード LF-XF23 は56mmにも使えるため、そちらで運用することにします。(ただし、光学的には問題があるようです。)

LF-XF23
角型レンズフード LF-XF23は今後56mmに流用