中望遠レンズで切り取るスナップが好きなので、中望遠単焦点レンズをどれにするか色々考えていました。
まずは、定番のXF56mmF1.2 R。
Xマウントを買ったら、XF35mmF1.4 Rとこのレンズだけは持っておきたいと思っていました。
ただ、色々調べているうちに、XF90mmF2 R LM WRがAFが静かで俊敏、それ上テレマクロも使えて面白そうと思うようになりました。
APS-Cの単焦点レンズとしては大きく重いレンズですが、フルサイズで鍛えられたので、540g程度はそれほど気になりません。
本命をXF90mmF2に定めて、いざショップめぐり。
端から新品は買う気が無かったので、マップカメラやフジヤカメラの中古レンズを探していたら、フジヤカメラで「XF56mmF1.2 R APD」が良品がまさかの69,300円。
ん?APD?
APDなしでも69,300円は安いと思うのに、APD付が69,300円。
値段付け間違い?
いわくつき?
瞬時に色々な疑念が頭の中を駆け巡りましたが、脊髄反射的にポチってました。
XF90mmF2の方は、またの機会に。
商品到着してご対面
ホントに大丈夫かな?と、若干ドキドキしながら御開帳。

おや、外観はそこまで悪くないぞ。(良品だから当然)
チリの混入はあるけど、それほど多くないぞ。(良品だから当然)
いやー、良い買い物をしました。
マップカメラと違って、フジヤカメラは同じクラスの中古でも値段がまちまちだったりします。
以前、そのことをフジヤカメラに問い合わせたことがあるのですが、入荷の時期によって(買取価格によって)、売値が違うとのこと。
いやぁ、これ売った方には申し訳ないけど、良かった!
早速試写
ダイエットのためのウォーキングと称してカメラ散歩。
近所を一回りしました。


もう感動しちゃいました。
APDフィルターのおかげで輪郭が全くないとろとろボケ。
そして、ピント面はしっかり解像。
これ、フルサイズ要らんわ、と本気で思っちゃいました。
APDフィルターが入っていることで、実現できるこの美しいボケ具合ですが、その分光量が落ちてしまうようで、絞り値の表示がこんな風に2つ書かれています。
オレンジ色の方が光量としての実際のF値。上の白い数値がボケ量のF値かな?
上下の数値はF5.6で同じになります。
つまりAPDが効くのはF5.6までで、開放に近いほどその効果は大きいようです。
もう基本開放しか使いません。
いや、楽しー!


コメントを残す